目に見えないもの
今朝は かぐれでヨガクラス。
この季節 原宿駅から表参道にかけての道は 本当に気持ちが良くて
明治神宮から流れる爽やかな空気が参/産道を満たしています。
背の高いケヤキの並木
地上から上の 目に見えている部分の下には
同じくらい広く深く 見えない根っこが広がっている。
クラスが終わったあと
スタッフの方が淹れた高野山土産の野草茶を飲み
台湾に新婚旅行にでかけた方からのお菓子をいただいた。
ネパール産のお香 をふろしきに包んでもらう。
渋谷の方まで抜けていく途中にある
自然食系の店で一人昼食をとった。
初めて訪問するその店の入り口や
店内には「様々なこだわり」を記した紙が貼られていて
店長さんとお弟子さんの2人で店を切り盛りしていた。
注文してから出来上がるまで時間がかかる旨伝えられ、
あれ?と思ったのだけど着席して
ご飯が作られる間、食べている間ずっと、
カウンターの奥から、店長さんがお弟子さんを
みんなに聞こえるような声で注意していて
静かな店内には緊張が広がっていた。
「たいへんなんですよ」
っていうきりきりしたエネルギーを店長さんは全身で発していて
なんだか、たいへんな時に来ちゃって申し訳ありません、、、
っていう気持ちになった。
オーガニックや無農薬って、すごく大切な価値観だと思うのだけど、
同じ価値観を打ち出しているにしても、
それ以外が「どんなに身体に悪いか、地球に悪いか。だからダメ」
っていう恐怖に基づいた オーガニックという選択と
食べる人と、食べ物を与えてくれる大地と海が
言葉で表現できないほど かけがえのないものであって
かけがえのなくないものが この世に何一つなくて
食べることは そのかけがえのない命の恵みを
かけがえのない存在である食べる人がいただく
命のバトンリレーなんだっていう
愛から生まれる オーガニックという選択と。
物質的なレベルと、精神的なレベルと
より微細な根っここそ大切だなぁって
食べ終わって、店を出た。
ひょっとしたら、別の日に出かけたら
店長さんはニコニコしているのかもしれない。
そうだといいな。
私は、調和したエネルギーに満ちている人や場所
ご飯やヨガや空間やお香や音楽が好きだ。
恐怖に基づく選択を終わらせて
みんなで もっと幸せになりたい。
そんなことを思う月曜日でした。