南インドアーユルヴェーダ体験記 02.06
シーロダーラのトリートメントを一週間うけた。
額の上にハーブオイルを垂らし続けるものです。
いわゆるアーユルヴェーダ=シーロダーラな
イメージもっている人も多いのでは。
一日目は45分で、そのあと5分ずつ施術時間を長くしていく。
つまり 45分 50分 55分 60分 55分 50分 45分
と7日間連続して行うのが、
一回のみのリラクセーションに留まらず、
本当の効果を期待して行う
古典的なシーロ(頭)ダーラ(垂らす)だそう。
頭はカファの支配する座なので、温めない方が良くて
シーロダーラで使用する薬草を抽出したオイルも
ぬるめのもの。
それを全身オイルマッサージを行ったあと
ニームの木でできた大きな台の上に横になって
セラピストの人が 天井からぶらさがった瓶から
オイルの額に落ちる位置をゆらゆら調節しながら
垂らし続けてくれる。
視床下部や松果体のバランスを整えるように
はたらきかけ、神経系のみならず全身を調和する。
実際受けていると、額から、頭頂部、後頭部のあたりまで
滑らかなオイルにやさしく浸され続けている感覚が
なんとも気持ち良いものでした。