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海なる母

妹ちゃん、14ヶ月を過ぎて
行動範囲が日々日に広がりつつあります。

長い間ハイハイをしていましたが
最近は捕まり歩きに熱中しています。

歩いてるねー

と声をかけると 顔を輝かせてニッコリです。

高さが出てくると、ソファーの上で
トントン相撲をしているお兄ちゃんが気になります。

近づいて手を伸ばしては
ダメっつ!
と突き飛ばされ エーンと泣く

お母さんの私、台所からやってきて
コラっ! と叱る

「ゆうちゃんのだから、ダメなの」

とお兄ちゃんは言うのですが
母の気持ちからすると
いいじゃん、貸してあげなよ
誰のとか関係ないよ
どれも 私たち親が買ったものでしょ

と思ってしまいます。

でもでも、ゆうちゃんにとっては
大切な自分のオモチャ

ふと、大いなる自然 a.k.a 神さまの目から見ても
「私の」「あなたの」って線を引きあってる
人間の行為って、同じように見えるのかなぁ、と感じました。

そもそも「私の」も「あなたの」も無いのよ
みんな、私の可愛い子供だから

なんて風に思われてるのかもしれないなぁ

寝る前に絵本をたくさん読むのですが
最近の二人は
ジブリの名作「崖の上のポニョ」が大好き。

グランマンマーレ(海なる母)っていうポニョのお母さんが
大きくて、大きくて、いいのです。

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