骨を煮込む
娘ちゃんに、今も授乳をしています。
おっぱいを飲んでいる娘を見ると
うわぁぁ 可愛い♡ という気持ちが溢れてくるのですが
最近、本当に疲れがたまっています。
母乳をあげているということは、
毎日献血をしているのと同じこと。
意識的にいい栄養を取らないと
自分の出汁が出て行くばかり・・・
高齢出産ですし産後疲労が深まると困ります。
何か、今の自分の範囲で取り入れやすいことを探して
ミネラル豊富なネトルのお茶を飲んだり
葉野菜やナッツを食べたり、と意識するようにしています。
そんな理由もあって、最近よく作っているのがボーンブロス。
ボーン=骨 ブロス=出汁
つまり、鶏ガラとか、牛の骨、魚のアラなどを
24時間ー48時間かけて
野菜のくずや昆布などと一緒に
ひたすら煮込むスープです。
こちらのスーパーや肉・魚屋さんでは
ホルモン剤や抗生物質不使用の
骨が袋に入って売られていて
それを煮込んで作ったボーンブロスを使って
スープやシチューなどを作っています。
尊敬する辰巳芳子先生のレシピとは
比べものにならないくらい手間をかけない
北米流の作り方は:
一度熱湯を回し掛けて血合いや汚れを取り除いた骨を
大きめの鍋に入れます。
セロリやにんじん、取っておいた野菜の皮などを足し
材料がかぶるくらいまで水を加えたらお酢を少々。
(こちらではアップルサイダービネガーを使う人が多いみたいです)
昆布やベイリーフなどを加えてもよし。
沸騰したら弱火ー中火で ひたすら煮込みます。
出来上がったものを一晩おくと
ゼリーのようにプルプルに固まって
煮こごりができます。
持病があって脂質の摂取を控えている人は
一度冷やすと脂肪が表面に固まって浮かび上がるので
それを取り除きます。
市販のものよりも塩分の量を好みで調整できますし
旨味が豊富なので、そういった食制限がある人にも良いかもしれません。
日本ではお味噌汁のベースに
頭と内臓を取った煮干しを使うことがあるけれど
あれも広義の意味でボーンブロスかもしれません。