島での夏休み
水瓶座の満月の頃、日本から遊びに来ていた家族と共に
バンクーバー島とソルトスプリング島へ旅行に行きました。
ばあば、姉、旦那さん、わたし
姪っ子1(7歳)、姪っ子2(4歳)、息子(ほぼ5歳)、娘(2歳)の計8人で
大人対子供の比率はまずまずの一対一。
まず安全第一、次に家族円満。
このキーワードを胸に出発しました。
私もしょっちゅう間違えていたのだけど、
バンクーバー市と州都ビクトリアのあるバンクーバー島は
まったく別の場所なのだそうです。
住宅価格が高騰しているバンクーバー市では
不動産を購入することや、賃貸で借りることも難しくなっていることから
生活のしやすさや自然との距離の近さに惹かれ
アイランドへ移住する若い人たちも、近年増えているのだとか。
はじめに訪れたバンクーバー島のビクトリアは、英国の文化を残す街。
子供たちはホテルのプール、そして我が家のゆうちゃんは
昆虫博物館が気に入って、タランチュラの抜け殻をもたせてもらいました。
係員のお姉さんが、将来の食糧危機対策として
良質のタンパク源である昆虫食の話をしてくれましたよ。
Venus Sophiaでのアフタヌーンティーでは
姪っ子ちゃんたちは日本から持参したワンピースにお着替え。
お姫さま気分を高揚させてくれる店内で写真を撮りました。
きゅうりのサンドイッチやスコーンが美味しかったのだけど
子供らと一緒だったため、奪い合いになってしまい。
「いろいろなお茶を試し放題」プランを選んだのですが
茶葉を取り替えてもらう余裕はありませんでした・・・
食べ終わると、すぐに退場、ではなく退店という流れに 嗚呼!
そして、今回2度目の訪問になるソルトスプリング島は、さらにのんびりした島。
ソルトスプリング島ではairbnbで大きな個人宅に泊まったのですが
庭で農園をやっているお宅で、生えているブラックベリーやプラムが食べ放題。
グルテンフリーのベーカリー Laughing Daughter’s に寄ってベンチでピザを食べたり
港に隣接する公園で夏の間開催されているサタデーマーケットでは
大人もかわるがわるフリーでの買い物ができたのが嬉しかった。
rhubarbdesignsという世界各地の民芸や手仕事を紹介するお店が、とてもすてきでしたよ!
大人だけの旅だと、朝から晩まで狩人のように行きたいところを回る!という
効率よく、の旅が当たり前だったけど
子供との旅では、時に牛歩を見守る議長、
時に羊の群れをまとめる羊飼いの気持ちになります。
アジア人が多いバンクーバー市に比べて、島に住むのは白人の人が多いのかなぁ
と街を歩いていて思ったのですが
ビクトリアのダウンタウンのあちこちには
こんなすてきなポスターを貼っている店があって、ハートが温かくなったのでした。